バイト先のライブハウスで16歳のシンガーソングライターのライブがあった。
16歳という若さで、ギターを抱えて歌をうたって、それを聴きに来てくれる会いに来てくれる人が沢山いて、とても羨ましく思った。
私は今まで何か誇れることをしたことは無いし、授業やテスト、習い事で良い成績を残したことも無いし、むしろすぐに諦めて辞めてしまうような人間だったから羨ましいもくそもないんだけど
もう20歳になって、形式上の大人になった私に何が出来るのだろうか。
就職せず、もう一度専門学校に通うという選択をしたけれど正直不安しかない。
1年でお金を貯められる気がしないし、途中で心が折れてしまいそうだ。怖い。でも自分で選んだことだから、後悔しようと必ず学校に通って卒業するしかない。
写真だっていつまで続けられるかわからない。
いつ私の躁鬱が酷くなって活動できなくなるかわからない。
これからも被写体をしてくれる方がいるかもわからない。
私の作品を見てくれる人が本当にいてくれるのかもわからない。
わからないことだらけで、全部投げ出したくなる。
ビビリだからそんなこと出来ないけど。
でも、そんな何も無い、何も分からない私を見ていてくれる人はいるはずだって信じたくて。
実際、フォローしてくれている315人の人は私が苦しんで悩んで頑張っているところを、きっと見てくれていると思いたくて。
今になって思うけど、ミスiDを受けていた時の数々の綺麗事は私が誰かに言って欲しかった言葉なんだろうな。
死ぬまで頑張るから死ぬまでついてきてほしい。
私が死ぬまで、見届けてください。